アイスランド人の方々が、レイキャヴィークと言うときの「レーィキャヴィック」という発音がわりと好きでした。

世界最北の首都、レイキャヴィーク。今日街に出てみると、いたるところでお祭りムード。お祭りと言ってもドンチャン騒ぎな感じではなく、和気あいあいとした近所の炊き出し会みたいな穏やかな空気感。

地元の人たちが中心に集まってきているが、観光客もウェルカムな感じで入れてくれた
寒いからあったかいスープがしみる
それぞれのブースでちょっとずつ違うスープが提供されている

近くのショッピングモールでもそうだったのだが、パブリックで食事がいろんな人に振舞われていたり、地域住民へのサポートが行き届いていたりと、たとえそれが観光客であっても、恩恵が全てのひとに分け隔てなく与えられているなという印象を受けた。一般的に北欧以北は福祉が充実していると言われるが、短期の滞在でもなんとなしにその雰囲気を感じることができた。北欧の国々はトランジットでしか経験したことないが、今後行きたくなった際には日本との比較をしてみたいと思う。

ヴァイキングだ!
再開発の進むレイキャビク港周辺。冷蔵倉庫や加工庫を改装したお店が点在

そう言えば、アイスランドインする前のカナダで、「え?これからアイスランド行くの?マジ?彼らすごいもん食べてるらしいよ。食事大丈夫なの?」といろんな人に言われて少し身構えていたのだが、実際は、各国料理がいい感じにアイスランド風にアレンジされていてむしろヘルシー。確かに少し独特な食材もあるのだけれど。貴重な外食写真をどうぞ(節約生活中)。スタンダードなお店ランチで2皿注文してシェアしたら7000円。カフェでお茶したら3700円。たまにならいいんだけど。

食べ物も建物も、ミニマムで洗練されているように感じた。ごちゃごちゃ感がなくすっきりしていて歩きやすい。(慣れてくると退屈になるくらい)路地を歩いていると突如、洗練されたベーカリーやパティスリーが現れる。朝食用にシンプルなパンを購入した。おかずはモールのディスカウントスーパー(ピンクぶた目印のボーナス)で揃えてサンドイッチを作ろう(やはり土地柄お野菜はやや高い)。