昨日焼いた香ばしい蕎麦粉パンを食べて、洗濯を済ませた。とうに午後も過ぎて、動き出すには少し遅めのスタート。ま、いつものことなのだけれど。

高千穂峡散策

必要最低限のものが入ったミニポシェットだけぶら下げ、買い出しついでにプラッと絶景を散策する。至福の時間。

鬼八の力石

夜は涼しいけれど、日中はまだまだ暑い高千穂。歩いていると、汗ばんできた。数年前にも一度、友人とこの土地を訪ねたことがあるのだけれど、限られた日数なのに何も調べずに来てしまい、少し不完全燃焼な記憶がある。だから、今日はその記憶に追記するような感じ。

偶然見つけた秘密の小道(れっきとした遊歩道)

地元の方に、偶然見つけた秘密の小道の話をすると、あの遊歩道はずいぶん昔からある道だけれど、段差もありヤブ蚊も多いため最近は通る人が少ないとのこと。はい、顔刺されました。

真名井の滝と柱状節理

青い水は綺麗だなあ。秋吉洞ぶり。この柱状節理と言われる柱状の岩石は、阿蘇山の火砕流が冷え固まったもの。それを五ヶ瀬川が侵食し、V字峡谷を造りあげているのだとか。

高千穂峡のボート乗り場で、スタッフの方に見どころと散策(帰宅)ルートを教えてもらう。ボートは川の増水で、1ヶ月近く運休が続いているそう。いつか乗ってみたいな。

青い山

分け入っても分け入っても青い山

種田山頭火

これは、その昔、漂泊の詩人である種田山頭火がこの高千穂地域で詠んだ句である。家の窓から眺める山々もまさにこの句のとおりで、青い山の陰影が印象的だ。朝起きて、窓から眺める山のガスり具合でその日の天気を見る毎日で、アプリの天気予報はあまり見なくなった。

「ソーシャルディスタンス?ここは、はるか昔から自然にディスタンスよ!」と職場の方が言っていたとおり、”中心地”に出るまで誰にも出会わなかった。