日本一人口の多い村

現在、住所を見ると”滝沢市”とあるが、どうやら2年前までは”滝沢村”だったらしい。歩いていると、まだ”村”表記のものをちらほら見かける。

マンホールの絵が細かい、ちゃぐちゃぐうまこ

”日本一人口の多い村”、そう言われていたのよ。

市になってからは宅地開発が進み、広大に田畑が広がるのどかな土地に新興住宅が建ち始めたらしい。まだ2年しか経過しておらず、村時代のきめ細やかな手厚いサービスが受けれなくなったと言う声が今も聞こえてくるようだ。

買い出し散歩中にまた新しい道見つけた

自宅のある新興住宅地を歩いていると、子綺麗でハイカラな今どきのお家が立ち並び、まさかここが”村”だったなんて想像もつかないのだけれど、東西南北徒歩40分圏内のスーパー探索に出かけると、どこか別の土地に迷いこんだかと混乱するほどのどかな景色も広がっている。

”スーパー帰りに串団子をつまみながら帰っている”と言うと同僚は笑っていたが、肌寒い気候のなか徒歩40分の買い出しは楽しみがないと乗り切れない。そしてその帰り道は、いつも町探検のような感じで意外とおもしろい。

滝沢の小学校のあたりなんかは、田畑がぐるっと広がっていて建物がほとんどなく、早朝には岩手山が一番綺麗に見えるし、仕事帰りなんかは真っ暗で、そのだだっぴろい感じがピコ島ハイクを思い起こさせた。

岩手山に登るより、早朝のゴミ捨てで見る岩手山が一番綺麗なのは嬉しい発見だった。