再びの山小屋と無敵の下山

帰ってきたChata pod Rysmi

生還の喜びをかみしめつつ体力回復のため食事休憩。この時間帯になると登山客の姿も減っている。

ちなみに、ここChata pod Rysmiは現金払いのみ。

お腹も満たされて、ふと思う。

いやいやまだ終わりじゃなかったわ(笑)

無敵の下山

Rysyアタックを終えた私たちは半ば無敵状態になっていた。帰りはピストンなので気持ち的なゆとりがあった。日本での低山ハイクはソロが多いこともあるが、16時ごろには下山できるように計画を立てることが多い。今回は”魔の13時”からの小屋閉じ込めもあり、下山時には夕方になっていた。けれど、夏のヨーロッパはまだまだ昼過ぎのようだった。

足が軽い。私たちはまた軽快におしゃべりし始めた。何度も言うが、普段山行時にはほぼ無言(たまにポツリと独り言)の私にしては異例の山歩きだった。

また絶滅危惧種のカムジークちゃんに再会。

また大雨に見舞われたけど、そして道が川みたいになってたけど、頂に比べたらなんともないので、二人とも聖人のような顔して通過。もはやゴアテックスの登山靴がぐちゃぐちゃの長靴みたいになってるけど、気にしない。水遊び。

無敵状態だったとしか思えないスピードでの下山後、道を間違えた。なんかようわからんとこ来たな、とまだ笑っていた。近くに駅を見つけてもう乗って帰ろうか〜なんて言いつつ時刻表を見ると列車が来るのは2時間後だった。

山歩きに来たんやし、歩かなな〜

日が沈み始めていた。いつまた変わるか知らないけど、穏やかな日暮れだった。

どうにかŠtrbské Plesoにたどり着いた。ずいぶん迷子になっていたような気もするが、達成感と充実感でまだ無敵状態だった。

到着後、レストランで食べたリゾットみたいなやつが、食べたスロバキア料理のなかで一番美味かった。山歩きのあとだったから?いや、これはいつでも美味いやつ。

あなた、ここの店員さん?ちょっと聞いていいかしら。

不思議なこともあるもんだと思いながら、たまたま知っている内容だったので、タトラ情報をご婦人に伝えておいた。たった数日の滞在だったが、たくさんのハイタトラス情報を得ることができた。それもこれも、この滞在でまたいろんな人たちと知り合うことができたから。

こんなに笑って喋って、恐ろしくて楽しい山登りは初めて。不思議と翌日の疲れはなかった(ドーパミンの功績?)。マトゥース、本当にありがとう!最高のハイキング仲間!