湖と瞑想と迷走とバラタナティアム

久方ぶりの滋賀遠征

師の舞台を観に琵琶湖のほとりにやってきた。滋賀といえば、伊吹山遠征を思い出している。当時はあいにくの天候だったが、澄んだ空気と、ゲストハウスの心地良さが印象的だった。

だから、滋賀の駅に降り立ち深呼吸をすると、滋賀っていい場所だよなあと思わずにはいられなかった。そういえば、琵琶湖のほとりの居心地がよくて、自転車を止めたまま4時間くらいそこで時間を過ごしていたとバッザが言っていたな。確かに、琵琶湖のほとりに腰掛け水面を眺めていると、4時間なんてあっという間な気がする。

時折、なぜだか海のような匂いがするのに、波形は、そうじゃないんだと頑なに主張している。波は、”寄せる”と”ひく”の作用が同時に、そして逆方向に働き、その意思に反するように、その場所に止まっている。穏やかに風を分散させ、”湖然”としていた。

ほとりの石に腰掛ける。湖際を水鳥たちが並んで泳ぎ、ときおり獲物を捕まえるのに垂直に潜っていく。蓬餅を頬張りながら、ここまでに起きた出来事を思い出していた。師が舞うとき、とても心地のよい温かな風が吹く。

ご親切にしていただいた大阪中津の皆さま、ありがとうございました。