上野地区にある正念寺にお招きいただき、心地よい晴れの日に初めて正念寺を訪れました。正念寺は440年を超える歴史を持つ浄土真宗のお寺だと教えていただきました。お寺がある上野地区も、のどかな田園風景が広がっています。

本堂
上野地区

坊守のヴィクトリアさんからスプレーアーティストの方が来られていると伺っており、到着すると地元の方も集まりなにやらにぎやかな撮影会が。

正念寺の皆さんとJayshogoさん

正念寺を訪れる予定だと職場の方にお話をしたとき、このような話を聞きました。

「いい意味でお寺のイメージとは違うと思うよ。すごく身近で温かいというか。暗くて薄暗くて、というのとは全く違うんよ。だから子どもたちもお寺にすごくいいイメージを持っているの」

この日は、本堂隣の会館にひときわ目を引くカラフルなスポットが誕生したお披露目会。スプレーアーティストJayshogoさんたちの手により、仏さまのお話が鮮やかに描かれています。ヴィクトリアさんが彼の作品に惚れ込み、作品制作を依頼されたようです。正念寺の皆さんが、分かりやすく仏さまのストーリーを解説してくれ、お子さんたちも楽しそうに聞き入っていました。そして、jayさんのこの作品、いろんな箇所にあっと驚く仕掛けがされているので、高千穂を訪れる際はぜひ直接見に行くことをおすすめします!

時の経過を楽しむアート
連日の屋外作業で日焼けしたとjayさんから伺った
本堂の曼荼羅も美しい

自分でも驚いているのですが、初めての場所とは思えないほど心地のよい場所でした。初対面の撮影会で出会ったご近所の方々は親切で、正念寺の皆さんもまるで家族のよう。高千穂に第二のお家ができました。