ドリームキャッチャーの前に、素敵なご一家のご紹介を。

ピポさんと順子さん

クリスマス会で出会ったピポさん、順子さんご一家。正念寺の皆さんから、「楽しい一家が近くに住んでいるよ!」と伺っていたのですが、ご一家とはクリスマス会が初対面でした。海外生活をはじめいろいろな土地で多くのご経験をされているお二人のお話は興味深く、もっと話を伺いたいと思いました。

ピポさん、順子さんご一家とサンタさん

プレゼント交換でさはらちゃんが貰っていたドリームキャッチャーにものすごく惹かれ、高千穂を去る前に作り手でもあるお二人にお話を伺いながらプチワークショップをしてもらいました。

ご一家の素敵なムービーはこちら↓

ご一家を訪問すると、元気いっぱいの2人と2匹がお出迎えしてくれました。は〜、素敵なお家!

ドリームキャッチャー

高千穂でM6.4の地震が起きたその日の午後、自然の中に溶け込む素敵なお家におじゃましました。皆怪我もなく無事でよかったです。にぎやかなギャラリーたちに囲まれながらドリームキャッチャー作りが始まります。出していただいたマテ茶も絶品でした。

ツルに好きな色のワックスコードをかけていきます。何かをするとなると、ついついプロトコルに忠実に!と隠れている理系脳が顔を出すので、「特に決まりはないから好きなように引っ掛けていったらいいよ〜」という順子さんのアドバイスに少々戸惑いながらもなんとか形ができてきました。昔から図工は大好きなので、すぐにカスタマイズが無限大の作品作りに夢中になりました。庭先で見つけたという立派な羽も取り付けます。

自宅に飾る(未完成)

時間も来たので、あとは帰ってから仕上げることにしました。帰り際、畑の大きなかぶや大根を引き抜いてくれ、パン作るんだったらとふすまもどうぞとたくさんのお土産もいただきました。お家では、生命力あふれる野菜たちがのびのびと育っていました。

ごきげんな帰り道、車輪をうっかり溝にはめてしまいパニック状態に。電話をするとすぐにピポさんが救出しに来てくれました。「ここらへん、皆よくはめるのよ」とお二人に優しく声をかけていただき車も私も無事救われました。親切なお二人に感謝しながら家路につきました。

さて、関西に帰ってきてからのお話。

完成!

私自身、アクセサリー作りが趣味なこともあり、手芸道具やパーツを大量にストックしています。本来、ドリームキャッチャーは3本の羽が必要なようで、残りの2本を探すためあたりを散歩してみましたが、羽などひとつも落ちていません。薄汚れた黒い羽はひとつ見つけましたが、イメージと違うので(笑)

羽がない!

そこで、手持ちのアクセパーツと旅先の海岸で見つけた貝殻たちを取り付けることにしました。珊瑚が羽代わりです。本来のものとかたちは異なるかもしれませんが、思い出のつまったお気に入りができました。

おまけ

バックパッカーをしていたと言うと、これおもしろいよと順子さんに教えていただいた本。バックパッカーのバイブルになっている作品のようで、作者が香港からイギリスまでバスで移動するノンフィクションの旅物語。

早速読み始め、あっという間に全巻読み終わってしまいました。そうそう、こんなことあるよね、と激しく共感する場面もしばしば。自身が行ったことのある国の描写はその匂いや音が伝わってくるようでした。旅に興味のあるかた全員におすすめしたい本だと思いました。