ナイアガラにきたのは滝を見るためだけではない。Wegoバスに乗り、ナイアガラ滝から北の方角にあるナイアガラグレンへ。スタート地点に立った瞬間、快晴の空に暗雲が立ち込め瞬く間に豪雨となった。引き返そうかとも思ったが、シェルをしっかり着込みエマージェンシーキットを再チェック、ナイアガラ川の音のするほうへ向かうことにした。

ナイアガラグレンハイク

ここにはいくつかのハイキングコースがあり、ナイアガラ川を見ながらハイキングができる。岩場コースもありロッククライミングも可能だ。そして、川の流れは滝のところよりも速い。川沿いには危険、立ち入り禁止の看板もいくつか見受けられた。高まる不安とワクワク感。

爆走のモーターボートが脇を通り過ぎた(ここまで来るんだ)

雨で足元も滑りやすく、気温もかなり下がってきた。

雨の音を感じながら歩く
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観光客であふれかえるナイアガラ滝周辺とは違う別世界が広がっていた。風と川と雨の音が、静寂の中で音量を増していた。

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インディー・ジョーンズみたい!とかなんとか言いいながら途中でルートを誤った。異国の大自然で雷鳴が轟くなか、迷子ときた。人にもほぼ出会うことがなかったが、偶然釣り人を見かけたことで、そこが地図上の釣りポイントだと分かる。

風の音をならす木々たち

そして数時間後、無事迷宮脱出成功。

安堵もつかの間、ハイキングルートから猛ダッシュで向かった先のバス乗り場を誤り、終バスを逃した。10km近く離れたホテルまでとぼとぼ歩いて帰った。Uber使うべきだったかしら。おかげさんで、バスじゃ見れない景色たくさん見れたけど。

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とりあえず、無念の360度