セラ•ダ•エストレラは、ただその美しい景観を眺めに来るだけでも十分来る価値のあるところです。滞在先のセイア付近で見つけた景観以外の魅力を、ほんの少しだけですがご紹介します。

エストレラのキーワード

パン博物館

展示棟とレストラン、お土産物屋さんなど、パンに関することなら何でもどうぞという博物館です。展示室も、小麦やその歴史、地方のパン紹介、農機具の展示までと充実していました。レストランは大人気のようで、いつも予約で混み合っているようです。今回日程が合わず、大人気のランチにはあり付けませんでしたが、併設のカフェで穏やかな景色を眺めながらカフェタイムを過ごしました。

パン博物館入り口、入り口の縦文字標識がいにしえの香り
営業時間

次はランチ食べてみたい!

施設を上がっていくと乗り物が

レストランの予約は下記の公式サイトからできます。

パン博物館のサイト、営業時間等はここで確認

セラ•ダ•エストレラチーズ

この地方の伝統的なパンに付けて食べるのが一般的です。水の美味しい地域なのでパンも美味しいです。生チーズ×パンはアソーレスでジモティーにおすすめされてからお気に入りの組み合わせです。この地方のチーズは羊乳であることが多いようです。

エストレーラ犬

エストレラの高地で羊の群れを守る犬たちは、エストレラ犬と呼ばれています。エストレラ•マウンテン•ドッグはエストレラ山脈(ポルトガル北部の高い山脈)に生息している牧羊犬で、イベリア半島における最古の犬種の一つと言われているようです。雪が解けてなくなった頃、高温で牧草が完全に干からびた低地から緑の牧草を追い求めて高地に登ってくる羊の群れと一緒に登ってくる姿が見れるようです。残念ながら、今回の滞在中に羊は見かけませんでしたが、また訪れる際は緑のなかをゆっくり歩きまわってみたいです。

これはサブゲイロで見つけたお犬

ウールの靴下

ブレル(伝統的なポルトガルのウール織物)で作られたウールの靴下もこの地方で作られており、村の土産物屋さんにはさまざまなデザインの靴下が売っていました。しっかりとしたウールの靴下で、冬にはスキーもできる地方なのでスキー用ソックスやトレッキングソックスなどがたくさん種類があり、私も1足買いました。

リカー

この地方では多くのリカーが作られています。写真は全く撮っていなかったのですが(リラックスしてるときあるある)、友人たちに連れていってもらったお店でありったけの種類のエストレラ産リカーを試飲させてもらいました(笑)リカーのボトルデザインはクラシックで可愛らしいものばかりでした。甘くて飲みやすいのですが、アルコール度数が高いので飲み過ぎにはご注意を。これ美味しい!と思い友人たちにお酒の名前を聞くと、「それ、ホーリーリカー(神聖なリカー)って言うんだよ(笑)」と言っていました。

セイアの市街地を抜け高地へ

自然を満喫する合間に、ぜひエストレラ探索してみてください。