温泉地フルナス

前回、申し込んでいたオプショナルツアーがキャンセルになり行けなかったフルナス。サン•ミゲル島の温泉地として有名なこの場所には、入れる天然温泉がいくつかあります。アソーレスの大自然と火山島ならではの温泉を堪能するため念願のフルナスに向かいました。

施設内にプールは何ヵ所かあり、色、温度が違っている

地元の人におすすめスポットを聞いていると、まず「フルナスは行った?」と言われます。ポンタ•デルガーダの人たちにとっても、このフルナスは推しのスポットのようです。

アクセス

ポンタ•デルガーダからフルナスへはCRPの110か111系統のバスで向かいます。始発の7:15発→8:50着のバスに乗ります。このバスを逃すと次は15時なので、行けなくなります(Varela & Cª Lda.の運行バスもありますが、こちらも午後過ぎ発です)。そして、バス乗り場トラブルの可能性もあるので早めに行き、周りの人に念入りに確認しました。

ポンタ•デルガーダバス停の時刻表
滞在者必携の時刻表でフルナス往復を最終確認

黄金の温泉

フルナスには代表的な温泉が2つありますが、今回はこちらに向かいました。

Poça da Dona Beija

開館時間 8:30-23:00
入浴時間は1時間半の時間制限あり
チケット €8
細かいきまりや最新の情報は公式で確認
入り口でチケットを購入する

ロッカーもありますが、防水ケース等に入れて貴重品は持ち歩き、入浴中は常に目が届く場所に置いておきました。

まさに大西洋の楽園

施設内には温泉がいくつかあり、それぞれ温度が違っていました。ヨーロッパの温泉というと、日本に比べて少しぬるめが多い印象ですが、ここは比較的温度が高めだと感じました。

入浴できる温泉エリアの外に流れている水は茶色く濁っている(Fe?)のですが、温泉は透明orやや白濁ですので、入浴で水着が茶色く着色してしまうこともないかと思います。温泉間の移動は裸足ではなく靴を履くので、サンダル持参か水陸両用シューズ持参がおすすめです。

荷物やサンダルはここに置いておく

楽園の過ごし方

ここ数日調子の悪かったスマホが、炎天下の灼熱でほぼ限界を迎え、原因不明の電源落ちが発生。載っけているのは奇跡の写真たちです(笑)慌ててメインをiPadに切り替えつつも、電話連絡マストの案件もありやはり不便です。加えて、さらなる問題が発生し、スマホとともに私も極限状態に。

試行錯誤虚しく、大西洋の楽園で、”無”の境地に

温泉から出て、滝のようになっている場所の縁に座り、、座禅(爆)

温泉に入る→座禅の永遠リピート。だんだんこのサイクルが心地よくなってきて1日居れそうでしたが、制限時間も迫ってきたのでシャワーを浴びて退出します。

温泉を出る、緑とあじさいが美しい

気温が高いなか長時間温泉にいたからか、少しぼーっとしていました。ひとまず気を鎮めるため、小さな村で見つけたカフェでスイーツ+ガラオンを。シュガーパラダイスは裏切りません。

何気ない通りですらも美しい