再び目的の地へ

ピコ山登頂のために訪れた前回のアソーレス旅。続く悪天候で登れなかったピコ山にアタックすべく再びこの土地に降り立ちました。

本土からピコ島への直行便はないので、サンミゲル島に向かいます。

街なかはカトリック色が濃い

ポルト→サンミゲル島

前回の旅では、和やかなムードのなかリスボンからすんなりアソーレスインできました。本土から離れているとはいえ同じポルトガル国内、今回も特に何も気にせず保安検査に向かいました。

しかし、保安検査の後、警察によるかなり厳重な尋問がありました。終始しかめっ面で、犯罪者かのような扱いに感じました。

なんでそんな長い期間いるの?しかも一人で?

今回はピコ山に確実に登頂できるように、アソーレス島をじっくり探検するために少し長い期間滞在予定ですが、手続きに何も不手際はありません。(1人旅、文句ある?)

長い、長い尋問に答える度にいぶかしがられる始末。

パスポートの渡航歴もくまなくチェックされました。アソーレスではアジア人は珍しく、しかも長期滞在となるとやはり厳重チェックになるのでしょう。

厳重チェックで安心して搭乗できるのはある程度理解できますが、少々げんなりしながら登場ゲートに向かいました。

ポンタ•デルガーダの港

ポンタ•デルガーダ到着

ピコイン前のポンタ•デルガーダは、中心地から離れた住宅街の1軒屋に泊まることにしました。お家の住所が分かりづらく、近隣住民の方々に尋ねまくって道路が井戸端会議状態になりながらようやく見つけることができました(笑)オーナーさんや近隣住民の方は皆ポルトガル語のみでしたが、特に不自由はなく、クラシックで港町らしい庶民的なお家で居心地がよい場所です。友人の家に泊まりにきたかのような解放感でした。

カトリックのアズレージョが掲げられた住宅地がつづく

2回目の訪問ということで、ポルトでも感じた”帰ってきた感”が湧いてきて徐々にワクワクしてきました。空港で落ちた気分も、地元の人たちとのやりとりのおかげですっかり回復していました。

飛行機が近い