カトリックのお祭り

前回の旅でポルトを案内してくれた友人。今回、フェステイバルの時期ということで、友人に招待してもらいフルナスのフェスティバルへ。

バスの時間もあるので、友人に会ってそのままポンタ•デルガーダに帰るつもりでしたが、ご厚意でご家族の皆さんと一緒にお婆さまのお宅に泊めていただけることになり、最初から最後までフェスティバルに参加することができました。

カトリックのお祭り行事は年間を通して何度か開催されるようですが、今回のフェスティバルは4日間連続で開催されるようです。この日はその3日目のようです。お祭りは暗くなってからなので、それまでは友人の祖母宅におじゃまし、手作りの煮込み郷土料理をご馳走になったり、親戚宅におじゃましたりと家族団欒のムードを感じながら過ごしました。日本からイチオシの日本酒と浴衣をお土産に持っていったのですが、喜んでいただけました。フェスティバル期間とあり、住民の皆さんもどこかお祭りムードです。

友人の祖母、アンナさんと
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待ち時間、アフォーシュドース(ライスプディング)を買ってきてくれたアンナさん

アンナさんのおかげで特等席でお祭りを堪能できました

お祭りなので出店がいくつか出ており、お祭り定番だというアフォーシュドースを初めて食べました。甘いミルク粥といった感じで、カトリックのお祭り気分を存分に味わうことができました。日本の盆踊りでリンゴ飴といった感じでしょうか。盆踊りも何年行っていないだろう。このデザートは、カフェ等で提供している店もありますし、スーパーでも売っています。

準備をする教会バンド

友人は家族全員で教会のバンドメンバーに属しています。友人はいつもフェスティバルの時期に合わせてアソーレスに里帰りをしているようです。いよいよ演奏が始まりました。

楽隊の演奏が終わると、教会のメンバーが先頭に立ちそのあとに地元の皆さんが列を作ります。村にあるこの教会からもうひとつの教会まで皆でわいわい言いながら練り歩いていきます。

ライトアップされた教会はとても幻想的

初めて間近に見るカトリック行事に感動の連続でした。

連日楽隊のバンド演奏があり夜遅くまで練習や打ち上げがあるようで、友人たちは少し疲れもたまっているようでしたが、貴重な体験をさせてもらい友人家族には感謝しています。

地域の行事や家族でのイベントなどからはしばらく遠ざかっていましたが、温かいローカルな雰囲気と家族の時間を感じることができました。

明日はいよいよ最終日で、打ち上げ会のようなものがフルナス湖で開催されるようです。こちらにも参加させていただけるとのことで楽しみです。