縦走の折り返し地点

八幡平に来たおまけ程度に考えていた茶臼岳。しょっぱな岩手山に登頂後、”岩手でもうこれ以上過酷な道はないよ”と言われたとおり、その後の山行は登りやすい道が続いている。

茶臼山荘

茶臼山荘

それにしても、小屋付近は特にトンボが多くて驚いた。普段、小屋は利用しないので、少し覗いてみることに。積雪期にも利用できるよう冬用の入り口も設置され、中も綺麗に保たれていた。

小屋内部

茶臼岳山頂

茶臼岳への道も歩きやすく、あっという間に到着。

大パノラマの山頂
大パノラマの絶景

自宅から八幡平まではだいたい50km程度で、高千穂から阿蘇の中岳までと同じような距離感だった。岩手に来て出会った今回のメルヘントレイルは、どことなく九州トレイルのウキウキ感を思わせて感慨深かった。山の色味は全く違うのだけれど。

熊池と畚岳

ランチを済ませたばかりでお腹は空いていなかったが、あまりに綺麗な景色だったので、山頂のきれ立った岩場に腰掛けアップルパイを頬張った。遮るものは何もなく、他に登山客もなく、ただ静かな時間が過ぎていく。涼しい風が心地よかった。

紫波のヴィーガンラズベリーアップルパイ
黒点、全部トンボ
お腹いっぱいだから、やめておこう

八幡平は想像以上の絶景だったが、”山歩き”の感覚がなく、八幡平だけだと少し物足りなかったと思うが、茶臼岳まで縦走したことで山歩きの満足感も得ることができた。

時間に余裕のある方は、八幡平とセットがおすすめ。