住むならやっぱりお団子パラダイス

高千穂では、地元のおばちゃんたち手作りのお饅頭やお団子をたらふく食べていた。わりと気軽に買えたので、ほぼ週4以上は食べていたかもしれない。手作りで甘過ぎず、大きくて食べ応えがあった。それまで、和菓子に夢中になることなどあまりなかったのだが、高千穂で餅、団子好きが開花して、山登りのお供はこれだった。熊本に出向いたときは、いきなり団子など地方の銘菓を山で味わう楽しみを知った(裸の大将っぷりが加速した)。

ここ岩手では、越してきた当初、この盛岡名物”お茶餅”に出会ってしまった。あれ以来お気に入りのひとつ。

盛岡に来たなら、醤油団子とお茶餅食べなよ

平べったいお餅が特徴のお茶餅、甘じょっぱい胡桃味噌醤油が塗ってある

お団子好きを公言していたら、帰り際におかるがめぼしい団子屋さんに寄ってくれた。夕刻で、既に売り切れているお店も多かったが、まだお団子が残っているお店を見つけて立ち寄った。注文するとその場で焼いてくれ、タレだけの追加注文も可能。滴るほどに余ったタレは焼きなすに付けて食べたら、これまた美味だった。

数年前まで、お茶餅はふつーに全国区だと思ってた。

岩手では、美味しそうなお団子屋さんが点在している。ガラスケースの中で昔ながらの容器に、お皿にお団子が盛られている。目移りしてしまいそうなくらい種類がある。

しょうゆだんご(甘くないやつ)
よもぎ餅

盛岡にも、こうやってお団子屋さんはあるのだが、噂によると、一関には餅文化が根付いているらしい。そう、ここ南部藩地域で聞く、伊達藩文化の話。食文化に見る歴史の渦。これは、また話し出すと長くなりそうなので、また今度。

家の近くにお団子屋さんが欲しい。