アイスクリームの国
毎日暑い。暑いから寒すぎたアイスランドの写真を見返している。したたる氷のキャッチ画も氷河の氷。

両親の職業柄、家の本棚には本がぎっしりと詰まっている。そのなかにお気に入りの本が何冊かあって、幼少期は夢中になって読み耽った。図書館で借りるのも好きだったが、”自分の本”も大切にしていた。おもちゃなどは何でも自由に買ってもらえるわけではなかったが、本に関しては比較的スムーズに手に入ることが多かった。
梅雨もあけて蒸し暑くなると、いつも読み返す本がある。「大あたり アイスクリームの国へごしょうたい」。
穏やかな夏の日を思い出す涼しい本。灼熱の日、生ぬるいプールからの帰り道、友人たちと小さな個人商店に寄り道しながら、ヒエヒエの”アイスボックス”に手を伸ばす。スイカバーの魅惑的なビジュアルに浮気することもあったけれど、甘ったるいアイスより爽やかなアイスボックスを選んでいた。渡してもらう木のスプーンが食べづらかったな。
絵もたまらなくかわいい。児童書でさくっと読めるし、小さいお子さまがいたら一緒に読んでみるのがおすすめ。この本、扇風機にあたって、ちょっと暑いよね〜なんて言いながら、お気に入りのアイス片手に読むのがいい。クーラーの温度を下げるよりも効率的かもしれない。