カラフルプラナカン

カトンエリア

MRTに乗ってカトン地区にやってきました。

中心地エリアからは少し離れているので、郊外ならではの雰囲気が落ち着きます。雰囲気いいところだね、と言いながら歩いていました。中心地は観光客向けの賑やかでおしゃれなお店が多いですが、ここは、日常生活を感じるエリアでした。

歩きながら、今回の散策路、ジョー・チアット・ロードを目指します。そう、このエリアにやってきたのは、プラナカン文化の息づくこのエリアで名所となっているカラフルな街並みを見るため。

プラナカンとは

プラナカンとはマレー語で”ここで生まれた”という意味で、中国系の移住者と現地女性との子孫たちを指す言葉だそうです。中国、マレー、ヨーロッパの文化が融合したプラナカン文化は、刺繍や陶器、料理などにカラフルで美しく表現されています。

1階が店舗や事務所、2階が住居になっており”ショップハウス”と呼ばれる。この形式の建物はリトルインディア等でもたまに見かけるが、カトンエリアではその数が圧倒的に多く感じる。
プラナカンモチーフのカラフルな雑貨が並ぶブティックに釘付け
おしゃれなブティックが立ち並ぶジョー・チアット・ロード
アートやおしゃれなブティックが立ち並ぶ。アラブストリートは賑やかで若者向けだったが、こちらは落ち着いており、ゆっくり散策したい人にはおすすめ。ブティックの商品も上品で洗練されたものが多い。
いたるところに壁画
居心地のよいカトン

クーン・セン・ロード

ジョー・チアット・ロードから少し横道に逸れると、美しいカラフルなプラナカン装飾が目を惹くショップハウスが軒を連ねる場所があります。

通りを入ると、パッと目を惹くカラフルなショップハウスが。この場所がよくガイドブックにも掲載されています。想像よりも限られた範囲でした。現在も住居には住人の方がいらっしゃるので、訪問の際は静かに。

プラナカンハウスを背景に前撮りをされている方たちの姿もありました。

華やかな建物ですが、閑静な住宅地です。植物と美しい建物が絵画のようでした。