サスティナブルの言葉に思うこと

SDGsの言葉とともに、サスティナブルという言葉もいろいろな場所で見受けられるようになってきました。学生時代に「持続可能な開発」という言葉で習ったことを覚えている方もおられるかもしれません。地球環境を考え、「サスティナブルを意識して生活する」と言っても、さまざまなアプローチがあると思います。ここ最近、サスティナブルを謳う商品が数多く発売され、選択肢も格段に増えました。ただ、そういった「サスティナブル商品を使い捨て」したのでは意味がありません。日本でも、プラ袋の有料化に伴い、エコバックが大量生産大量消費されていることに関してはもう少し考えるべきではないかと思います。エコバックを使い捨てると、プラ袋使用時よりもさらに多くの環境負荷がかかり、元も子もありません。一方だけを見て、他方がおろそかになっては意味のない話です。理屈っぽく聞こえるかもしれませんが、私が安易にサスティナブルの冠を付けたくない理由はここにあります。

できる限り環境負荷の少ない素材や製法のものを、愛でながら長期間愛用することが大事だと思います。日常生活において、いつの間にか、お気に入りのものをメンテナンスして長期的に利用する機会が減ったように思います。ダメになれば捨てて新しいものを買う。都合の悪いことに、そちらのほうが、お財布に優しいことが多いのです。環境を考えると言っても、継続が大事なのですからコスト面は無視できません。そこで、リユースというのは大きな意味を持ってきます。

愛でるMacケース

普段PCは持ち歩かないのですが、このたびバッグに入れて持ち運ぶ機会があり、PCケースを探していました。できる限り長く愛でられるもの。タイベック等のアウトドアUL製品やコンポスト可能なのもの、アップサイクルされたものなど、国内外のサイトをくまなく探しました。以前ポルトガルで購入したコルク製の製品が防水仕様かつ使い勝手もよかったのでこれを第一候補にあげていたのですが、偶然、日本製のSIWAという素敵なブランドに出会いました。飾らない素材感がかっこよく、お値段も良心的です。プロダクトデザイナー深澤直人さんがデザインされています。

PC、タブレットケースをはじめバッグなども

素材は、山梨県の和紙メーカーが作った「ナオロン」という新しい紙でできています。軽量で強度があり、水にも強い、持ち運びを想定しても十分な性能です。公式サイトを見ていただければ分かると思うのですが、経年による紙の”シワ”もなんだか愛着がわく感じで、メンテナンス方法も詳しく記載されています。愛用者のSIWAストーリーは共感する部分も多く面白かったです。これは長く愛用できそうだと感じ購入を決めました。

使用2日目にして豪雨を経験したSIWA

ウキウキで使用しはじめたのも束の間、使用2日目にして移動中豪雨に遭い、大きなカバンごとずぶぬれ。かばんの中で、防水ケースに入れていなかったものは全てびしょぬれになりましたが、驚くことにこちらは頑張ってmacを守ってくれていました(感動!)お風呂に水没させたレベルに濡れたので、SIWAの外側が濡れているのを見たときは顔面蒼白になったのですが、中は少し湿っぽい感じはあったものの、大丈夫でした(フゥ)。

今回早速、たくさんの荷物に擦られ、はからずも防水実験に参加し、少し冒険した私のSIWA。エイジングでオリジナルになっていく過程が楽しめるのもSIWAならではだと思います。今後どんな”シワ”が増えるのか楽しみです。

私は、MacbookAir2020専用サイズ(33×23)を購入しましたが、他にも多くのサイズや色のラインナップがあるようです。小物類もたくさんあるようなので、気になる方はチェックしてみてください。愛でるPCケースをお探しの方にSIWAおすすめです。