朝ごはんルーティン

リトリートの朝

おはよう、いい天気だね

エミリーのヨガクラスは早朝から始まる。ゲストはクラスの後に朝食を取ることになっていて、私たちも少し早起きして朝ごはん準備にとりかかる。お腹を空かせたゲストへ、心も体も満たされるおもてなしを。

ラインナップは事前にエミリーや皆で相談しながら決めた。気軽に味わえて、体が喜ぶベジタリアン。素材は全てエミリーがこだわった最上級オーガニック。ガーデンで採れたものや、エミリーとエミリーママの手作り、地元生産者のものも並ぶ。ヨーロッパに行くと、オーガニックのものが当たり前に手に入りやすい環境が羨ましくなると言うと、苦笑いしながらエミリーがこう言った。

そうよね。スペインやドイツ暮らしが長かったから、私もずっとそう感じていたわ。残念ながら、イギリスはまだまだそうではないの。手にいれるのが難しいわ。

美しい木のカッティングボードがたくさん
オーツ麦をひく、機械はドイツ製だそう
パン作りは粉にするところから始まる
パンは私の大好きなドイツハード系。全て前夜にエミリーが焼いたもの

キッチンの大きな引き出しには、あらゆる種類のティーが揃っていて、その日の気分で2、3種類ブレンドして出すことにしていた。それぞれにうっとりするような芳香を放っていたが、混ぜるとさらに甘美な芳香を放つ。朝はティーだけという人もいて、”イギリス人にこだわりの一杯を淹れる”と思うと少し緊張する。

ゲストがヨガクラスを終えてちらほらとキッチンに集まり出すと、本日のラインナップを皆に説明していく。飽きがこないように毎日少しずつラインナップを変えるというのはエミリーの提案だ。

ヨーグルト、ジャムもエミリーの手作り

鑑別が難しいから頼むよと二人に言われ、スーパーフード担当になった(笑)

素材の味がぎっしりつまっていて、オートミール朝食でこれだけ満足感にひたれるのはなかなかない。この穏やかな朝食時間も、私の好きな時間のひとこま。

素敵な歌声とともに