イギリスカントリーサイドの夏

ご近所ハイキング

庭でシェイクスピア観るってどういうこと?

いまいち想像がつかないまま、夕方、夕食の入ったバスケットを携えてご近所の庭へと歩き出した。”ご近所”とは言っても、軽いハイキングのような感じで、広大な牧草地をいくつも横切っていく。

開催される庭までハイキング

皆でゆるりとおしゃべりをしながら向かう。

どこまでも続きそうな牧草地

ガーデンディナー

上演されるお宅に到着。とても心地のよい空間で、集まったゲストたちはやはり顔見知りが多いようで皆楽しそうに話す声が聞こえてくる。

観劇前に、皆でディナー準備。それぞれのグループごとにおいしそうな手作りのディナーを持ちこんでいる。

すでに夜の7時半だったが、あたりはまだ明るかった。イギリスに来て、夏を全力で楽しむイギリス人の姿をよく目にしたが、その理由を完全に理解できたのは、グレーの空しか見えない冬のロンドンライフが始まってから。

色とりどりのお野菜たっぷり、カルプナーの絶品料理の数々、ケーキはエミリーママ

はじめてのシェイクスピア劇

恥ずかしながら、シェイクスピア文学をちゃんと読んだことがない。シェイクスピア劇も観たことない。イギリスに来るなら、多分読んでおいたほうがよい。まさか、いきなりここでシェイクスピア英語劇にお目にかかるとは。字幕ないのは正直、とても難しかったけれど、この空気感は、多分この先忘れることがないだろう。

寒いでしょうとエミリーが持ってきてくれたブランケットとティー。ブランケットはエミリーのルーツでもあるウェールズの伝統的なデザインのもので、とても暖かい。
皆が笑うタイミングをよく逃したが、セリフの言い回しやアクセントはとても古風だった。

日常会話とはまた違って難しかったでしょう。私たちイギリス人にとっても、カントリーサイドのガーデンでシェイクスピア劇を観るなんてことは滅多にないことなんだよ。最高の経験ができたよ。

感動覚めやらぬまま、皆が興奮気味にそう話してくれた。