Eucaly（ユカリ） 旅先での移動
自家用車を持っていないので、旅先での移動手段はいつもどうしようか悩みます。レンタカーを借りることもありますが、公共交通機関を利用する場合にはどうしても時間の制約や、行ける範囲に限りが出てきてしまいます。迷わず車一択の友人も多いですが、極力不慣れな道は運転したくないなと思ってしまうタイプなので、電車、バスのアクセスをくまなくチェックし、かなり綿密な計画を強いられることもしばしば。
高千穂の鉄道
高千穂に来てすぐ公共交通機関検索をしてみました。旅ではなく住むとなると、安定した移動手段の確保は必須です。自身も高千穂バスセンターに到着してここにやってきましたし、市内にもバスが走っています。以前、九州に住んでいた頃、そのバスネットワークの強さに驚き、九州を走るバスへの信頼は今も厚いです。バスは多分よし。
そして、検索していると、電車を見つけました。
高千穂あまてらす鉄道
”高千穂鉄道。現在はあまてらす鉄道として〜”
なんや、電車あるやん
嬉しくなって時刻表を探しました。限られた路線なのは目をつむろう。ないより便利。私の高千穂生活の足となるんだから。
………見つからへん。なんでや。。地元の人にしか知らされない時刻表があるのかもしれないと思いなおし、翌日職場で尋ねてみた。
「あれは、観光列車ですよ。昔、走ってた頃は日之影のほうにものびていて便利だったんだけど、廃線になってからは車がないとほんとうにどこにも行けなくなってしまったんよ。」
どうやら、現在のあまてらす鉄道は住民の足となる公共交通ではなく、国鉄JR九州時代に高千穂鉄道として利用されていた線路を活用した観光列車（グランドスーパーカート）のようです。
この列車に乗って鉄道橋としては日本一の高さにかかる高千穂橋を渡ることができます。散歩やプチ迷子のときに幾度となく見かけましたが、列車が走っている場所はどこも絶景ポイントでした。私は、偏屈なローカル志向が強く、”観光客向け”と聞いてまだ乗っていません（笑）
高千穂で車なし、いける？
結論から言うと難しいです。
確かに、遠方の地区に住むご高齢の方が限られた時間のコミュニティーバスに乗って中心地まで用事を済ませにくる姿も見かけますが、本数や限られた路線を考えると、これを観光客が利用するのは現実的ではないように思います。旅での移動は、自家用車かレンタカー、タクシー、レンタサイクルがメインになるかと思います。レンタサイクルは数が限られるようですが、観光協会で借りることができるようです。
住むには車必須だと思います（笑）！
