ホステルを移動し、島の北海岸で一番大きい街、リベイラ•グランデへ向かいます。荷物移動があり遅めのスタートでしたが、リベイラ•グランデ(大きな河)は小さな街なので2-3時間で十分に観光できます。遅めスタートでも大丈夫。(グランデって付くけど町はペキエーノ)

アクセス

北側の主要な街なだけあって、ポンタからのバスの本数は多くアクセスしやすい場所です。CRPバスで向かいます。片道€2.52でした。

お馴染みの、リベイラ•グランデは最上段確認

古風な町

クラシックで落ち着いた町並みです。目的もなく、町並みを眺めながらつれづれ散歩。

ノッサ•セニョーラ•コンセイサオン教会

歩いていると、ものすごく可愛い装飾がされた教会を発見!フェスティバルのシーズンなので装飾がほどこされているのでしょうか。フルナスでみた夜灯りの灯った教会はなんとも幻想的でしたが、この教会に灯りが灯るところも見てみたくなりました。

装飾が美しい

1837年に建てられたようですが、内部は保存状態がよく、住民の方に愛されている教会のように感じました。

静かで穏やかな空間

町の中心へと続く道には、飲食店や日用雑貨店などが並び、ほどよい町感。高層ビルが建ち並ぶ近代都市というのではなく、統一感のある古風な街並みです。

道路にはリベイラ•グランデのマーク

そして町の中心は広場周辺。

広場には人がたくさん、写真左が市庁舎

市庁舎

広場にある市庁舎。アゾレスらしい建築ですね。町のシンボルマークが際立っています。

ノッサ•セニョーラ•ダ•エストレラ(星の聖母)教会

サン•ミゲル島で一番古い教会で、町の信仰の中心のようです。5月の中旬頃には大きな催事が行われるようですが、その際、教会は見事に装飾され世界中から人が集まるようです。

アゾレスの美しさは背景の山の緑によってさらに際立つ
日差しが強いので、日影で過ごしている人が多い

歩いていると思いがけず美しい景色に出会います。

エスピリート•サント(聖霊)教会

川を渡ってすぐに、重厚感のある教会がありました。

バロック様式の印象的なファサード

小さな教会ですが、内部は静かでとてもアゾレスらしい雰囲気の教会でした。

フルナスで見たフェスティバルから推測すると、この像もおそらくフェスティバル時に運び出されるのではないでしょうか。

リアルでものすごくインパクトがある

市立庭園とリベイラグランデ橋

市庁舎の隣には整備された庭園と町をつなぐ橋があります。人工的な滝やテニスコートまであり、古風な町のなかで、少し趣の異なる近代的な空間でした。

橋の奥には海が見える
街なかに休憩できるベンチがたくさんあるっていいな

リベイラ•グランデの海

橋を渡りモンテ•ベルデの砂浜ビーチへ。ここは波が高く遊泳には適していないようです。たまにサーファーがいるみたいです。泳ぎたい方は、橋を渡って、こことちょうど反対側に市民プールがあります。

石がごろついている

それでも、静かなビーチはその波風に当たるだけでも心が穏やかになります。砂浜脇の大きな石に腰を下ろし、常備しているチョコをかじりました。

海風にあたり少し涼しくなりました。町に戻り、カフェに入りました。町なかにはカフェがいくつもあり、休憩場所には困りません。どこも雰囲気がよく、人もそこまで混み合っていないので、ウィンドウ前のシュガパラで店員さんに解説してもらいながら今日のお菓子もゆっくり吟味できます。こういうちょっとしたことで、満足感が味わえます。バスの時間までゆっくりと過ごすことができました。

今日も今日とて。これリスボンであった超絶甘いやつよねw