セントーサの自然散策
リゾートしない派に捧げる静寂のトレイル
右往左往してようやく辿り着いたインビア・トレイル。(ここまでのセントーサ迷子日記はこちら)
ウェブサイトを見ると、インビア・トレイルへの行き方として、公共バス、島内バス、ケーブルカーとありますが、ビボシティーから徒歩でも行けます!ややハードモードですが(笑)
進んでいくと分かりやすい案内図がありますが、ここに至るまでが大変。
今回のコースは、ネイチャーディスカバリー→インビア山ネイチャートレイル→インビアントレイルの周回コース。その後は起点でマッキーと落合い再びインビアントレイル→沿岸トレイル→シロソビーチの予定を組みました。
子ども向けアトラクション風情の可愛らしいゲートを通過していきます。人に出会ったのは、この付近のみでした。
島のアトラクションは観光客でごった返しているのに、本当にセントーサなのかと思うほどの静けさ。雨音と自分の足音だけが聞こえる道。私はこちらのほうが断然好みでした。歩いてきてよかったです。
整備されて歩きやすい道ですが、蚊がたくさんいるので対策をしたほうが無難です。
ジャングルとは言っても人工的な感じは否めませんが、それでもこの静けさはソロトレイルにぴったり。
トレイル途中には休憩できる東屋もありました。
シンガポールにとっての防衛拠点だったシロソ地域。地下防空壕や第二次世界大戦時代の砲台跡などが残されています。
平和なリゾートアイランドに静かに佇む戦争の跡。後世に作られた平和的な人工物を見てきたあとに、戦争の遺跡を見ることになるなんて、なんだか妙な気分です。ここは過去の跡だけを残す廃墟でなく、世界中から観光客の訪れるリゾートアイランド。
これは、ブキティマの記事でも触れましたが、シンガポールでの戦争の話には日本は無関係ではありません。今回は時間の関係でスキップしましたが、もう少し足を伸ばしてシロソ砦に向かえば、日本の戦争の歴史にもダイレクトに触れることができるようです。
自然散策が好きな方、気軽なトレイルを探している方、観光本に載っているリゾート満喫プランに天邪鬼な方も、セントーサでこんなふうに過ごしてみるのもおすすめです。
マッキーと再開その後
ビーチまでエスケープの巻
トレイル入口に戻り無事にマッキーと合流。水族館などなど、満喫してきたようでした。2人で再びトレイルに戻ります。このあたりには観光客もチラホラおり、ルートに迷った方や、行こうか悩んでいるカップルなど何人かにスタッフ対応(笑)トレイル案内板はすごく分かりやすいのに、設置箇所が少ないのが難点。
意気揚々と進んでいくなか、振り返るとマッキーがだんだん萎えてきている!やっぱりこのコースは、リゾートバイブスとは少しかけ離れているようです。
そして、沿岸トレイルに向かっているその時、一台のミニカーが目の前に止まりました。この島には、管理スタッフさんがたくさん働いていますが、この方もそのようでした。
どこまで行くの?乗っていきなよ!
マッキーを見ると、”救世主登場!”と訴えています。
ミニカーで爽快にシロソビーチまで送ってもらいました。風が涼しくて快適なドライブ、はじめて足が疲れていることに気づきました。
さて、ビーチトレイル始めますか。