何度も食べたい”えびめん”

蝦麺(プロウン・ミー)とは

シンガポールに来てインド飯ばかり食べている私が、心底ハマった中華系の料理がこちら。

プロウン・ミー

プロウンは英語でエビ、ミーはマレー語で麺、つまり海老を使った麺料理なのです。中華系のホーカーズに行けば必ず見かけるプロウン・ミー。同時に漢字も記載されているので、私はずっと”えびめん”、”えびめん”とうろついていました(笑)

ドライタイプを初めて注文

スープタイプとドライタイプ

プロウン・ミーには、スープタイプとドライタイプがあります。

初めて食べたのはスープタイプでしたが、現地ではドライタイプのほうが人気があるようです。スープタイプは海老の出汁が出ていて美味しいのですが、想像どおりというか、特に驚きはありませんでした。一方、ドライタイプというのはスープが別付けになっていてチリソースをあえて食べるタイプ、つけ麺のようなスタイルです。今回ドライタイプを注文してみたのですが、私も断然ドライタイプ派でした。

左上は海老のスープ、右は甘辛チリソース等がかかった麺と別々の器で提供される

行列店と注文の方法

Top 1 Home Made Noodle

ブキティマ地区で利用しやすいショッピングセンター、ビューティーワールドに入っている麺のお店です。

ビューティーワールドフードセンター

口コミどおり、店の前には行列ができていました。ご夫婦でしょうか、2人でされているお店のようです。大きくて有名なホーカーズでは大行列を見かけますが、こういったローカルのフードセンターではあまり見ない光景なので期待大です。

1人客が多い。店の前には写真付きで代表的なメニューの表示があるので、それをベースにアレンジしていく

注文のステップ

オプションがたくさんあり、メニューの作り方は無限大。表の写真の下に貼ってある紙には、オプションが全て記載されており、ステップ1〜4まで注文の仕方も丁寧に記載されていてわかりやすかったです。

イートインで食べる場合、ホーカーズでは先に席を確保してしておきます。

順番がまわってくると、店主さんが一人一人丁寧に、麺の種類、スープありなし等ベースの種類、メイン具材、追加具材を聞いてくれます。麺は全て手打ちだそう。オプションが多いのでどんな具合にしようか迷いますが、麺の種類や味付けなど、何となく”自分の好みのスタイル”をイメージしておくと選びやすいです。

出来上がったあと、セルフでトレイに置いて持っていくのが通常ですが、注文時に「ちゃんと席とってるか?」と聞かれ空いている席を指差すと、わざわざ店主が運んで持ってきてくれました。ありがとうございます。

ドライタイプの素朴な疑問

海老出汁スープと麺が別々に提供されるドライタイプ。これは、つけ麺スタイルで汁に麺を付けて食べるのか、それともスープをちびちびと麺にかけながら食べるのか。食べる段階になって疑問が沸々と湧いてきました。そのままでも確かに美味しいのですが、薄味派なので、黒ソースの味がかなり濃く、最後までそのまま混ぜ麺で食べるのはナシな気がしました。

後に調べてみたところ、”どちらでもいい”とのこと(笑)ドライタイプに付いてくるスープはそのまま”海老スープ”として味わうのもいいようです。いろいろアレンジして自由なスタイルで味わいましょう!