大浪池周遊
カラッと晴れた日には、透き通った青い池に空模様が写りなんとも綺麗だそうだが、この日は少しもやっとしていた。

韓国岳山頂からは、この板をざざーっと駆け降りていく。途中壊れていてあぶない階段もあるから足元には注意。

ところどころに咲き誇るピンクが鮮やかで、景色はまるでテクニカラーのクラシック映画を見ているような気分になる。一度登ればもういいかと思う山もあるが、霧島はエンターテイメント性抜群リピーターが多いことも納得だ。


大浪池側に到着すると、また少し景色が変わる。目玉に見えていた池の淵を歩いていく。大浪池側にも登山口があり、こちらからも韓国岳に登頂できる。ここも歩きやすいルートが続く。


池を取り囲むように岩肌が見える。細い道を通り抜けると岩肌まで行ける箇所もいくつかあった。ただ安全柵のようなものはないので自己責任で。この岩肌に座って食べるランチは最高だった。山ヒルがいなければね。


山ヒルを、忍者のような瞬発力でよけ続けたが、それでも常にどこかに張り付いており無駄に体力を消耗した。山ヒルをこんなに大量にくっつけた日はない。


大浪池からえびの岳
あれだけ他の峰へのアタックを推していたハイカーさんたちのなかに、えびの岳のすばらしさについて語る人には出会いませんでした。なんでだろうと思いながら登っていくと、なんとなく理由がわかる気がしました。


華やかなお山が多い霧島で、どちらかといえば地味なえびの岳。
展望台が唯一素敵な眺望を拝める場所。


山頂は眺望ないので、写真撮るなら展望所で。

あ、山ヒルは大浪池よりも少なかった印象。えびの岳のいいところ。
さて、一旦えびの駐車場に戻って第二幕。えびの高原にはキャンプサイトもあり、雰囲気のよいキャンプ場を通り抜け早足で駐車場に戻った。