この土地では、道の脇にそっと佇む数多くの道祖神の姿をよく見かけます。人通りの少ない旧道で、人里離れた山奥で、誰も人が踏み入りそうにないその場所に、いつもそっと添えられている綺麗なお花や草木。生き生きとした生花は、まだ添えられて間もないようです。いくら苔むしていても、忘れずその前で手を合わせる人がいる。

高千穂の澄んだ空気にそっとなじむそんな光景が大好きです。