ただいま、CAPE HOUSE

待ち望んだ再訪
昨年、ここ美濃が浜にあるヨットクラブCAPE HOUSEで初めてヨットに乗りました。クラブの皆さんと過ごした楽しい時間、美濃が浜に続く道の穏やかな空気感、CAPE HOUSEに吹き抜ける風、穏やかな瀬戸内の海、ヨットの上の波飛沫、どこを切り取っても心地よく、この地が大好きになりました。
そして昨年の帰り際に「またいつでもおいで、歓迎するよ」と温かい言葉で見送ってくれた内藤さんたち。

8月ワーケーションプログラムの概要を伺った際、「8月はCAPE HOUSEで内藤さんたちに会えるよ!」と教えてもらったことも、この月に参加を決めた理由のひとつです。
呼ばれた土地
前回のワーケーションが終わり、私は直後から宮崎の高千穂、現在は岩手の滝沢へと移住し、それぞれの土地で今までにない刺激的な時間を過ごしてきました。長いようで、短い時間でした。しかしその間、山口、特にこのCAPE HOUSEにまた来たいという思いは薄まることがありませんでした。
高千穂であまねちゃんから、「そういうのを”呼ばれてきた”というみたいですよ」と言われてから、スッと腑に落ちるところがあり、これから進んでいく道は案外そういうものかもしれないなと思うようになりました。その言葉を借りるなら、まさに今回は呼ばれてきたのかもしれません。(呼ばれなくても来たけどね)
CAPE HOUSEに到着すると、昨夏のヨット師匠コージさんが入り口に立っているのが見えました。一度しかお会いしていないので、もしかすると覚えていらっしゃらないかも、と少し不安な面持ちで話しかけました。
「お久しぶりです!覚えていますか!?」
もちろん!!

ただいま、CAPE HOUSE。
ヨットの過ごし方

ただただチルしたい
前日、ようやく待ちに待ったヨットデーだ!とはしゃいでいた私に、中岡さんがこう尋ねてきました。
「昨年、CAPE HOUSE行ったんでしょ?どうだった?」
「初めてのヨットは楽しかったです。ヨットに乗る前に、内藤さんに今回の目標というか、意気込みを聞かれたんですが、”ただただチルしたいです”って言ったんです。あの上でゆったりランチなんてできたらさらに最高だな〜って。」
え?ほんとにそんなこと言ったの?!
驚く中岡さん。あのヨットクラブは内藤さんをはじめ精鋭ぞろい。世界選手権に出る選手なんかもいて、真剣に競技に向き合っているすごい人たちばかり。チルしたいとかそんなこと言って乗り込んでいったなんて。(信じられへんわ〜。。とばかりにため息)
あ、なんかすんません。。笑
チルは意外と難しい
チルしたいとは言ったものの。実際、ヨットから落ちまいと必死でそんな心の余裕は全くありませんでした。
今回記事を書くにあたり、大量にある昨年の写真や映像を見返していました。ドラゴンから「楽しい?楽しんでる??」と呼びかける高尾さんの声に即答できず必死で足踏ん張っている姿だったり、「頑張れ!」と激励されながら顔こわばっている映像なんかも残っていて、なんだか情けなくなりました(笑)
一方、気持ちよさそうに波に乗っていたサーファーのなっちゃん。(なっちゃんのほうがチルってるやん!)
コージ師匠には、ヨット各部の名称や基本的な操作のお手本を見せてもらい、これまでに知らなかった新しい世界の入り口を教えてもらいました。(こんなに爽快な海の過ごし方があるんだな〜)

内心、波にビビっていた昨年。今年はチルなんてぬるい言葉は使いません。
地上とは違う”波感”を楽しむ!楽しんでみせる!
(ん、チルと変わらないのでは?ま、いっか)
