三陸沖の景色

碁石海岸は大船渡市の約6kmにおよぶ海岸線で、国の「名勝及び天然記念物」や国立公園に指定されています。このあたりは、YAMAPで、三陸ジオパークのジオサイト、みちのく潮風トレイルのコースとして紹介されている特集を読んだことがあります。

碁石浜

碁石のような黒い玉砂利の浜が広がる碁石浜。

碁石浜

浜に降りると、丸くなった石が一面に敷き詰められています。名前の由来にもなった碁石のような”黒い石”を探しますが、想像以上に少なかったです。震災以降、その数がめっきり減ってしまったそうです。昔はもっと黒っぽい浜だったイメージがあるという話も聞きました。

三陸ジオパークとみちのく潮風トレイル

碁石海岸は、変化に富んだ特色ある地形・地質を持っています。約4億年前、海底でできた岩石がプレート運動によってこそぎとられてできた北側と典型的なリアス式海岸の南側。

海岸沿いにはアカマツやクロマツの林が広がり、海からの潮風を和らげています。海岸沿いには遊歩道が敷かれ、その特色ある海岸を眺めながら散策することができます。この遊歩道も”みちのく潮風トレイル”の一部になっています。

みちのく潮風トレイル
青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐ約1000kmのロングトレイルで、令和元年6月9日に全線開通。日本一美しい断崖やリアス式海岸特有の風景、世界三大漁場などが見どころ。

モデルコースなど詳細情報が載っている

トレイル各所には展望台が随所にあり、美しい景色を眺めることができました。海沿いで強風だったけれど、綺麗な景色に感動しました。

このまま”みちのくトレイル”してしまいたくなりましたが、ご夫妻の「おいていこうか〜(笑)」の声が聞こえ、慌てて2人を追いかけました。