ギャル直伝ホーカーズツアー

シンガポリアンのホーカーズ

ホーカーズは食べるだけの場所にあらず

チャイナタウンにある有名なホーカーズと言えば、こちらマックスウェル・フードセンター。以前訪れた際は閑散としていたのに、ちょうどお昼時の今回は観光客や地元の方（近くの会社で働く会社員の姿も多い）で大混雑。（以前の記事はこちら）

マックスウェル・フードセンターと言えば、”シンガポールで一番有名”、”観光客が利用しやすい”、”天天海南鶏飯のチキンライス”など、観光客にとって王道のホーカーズ。店舗数は100店舗ほどあり、中華料理だけでなくインド料理やシンガポール料理、マレーシア料理、欧米フードなど各国料理が味わえます。そんな理由もあるからか、ディープ系ホーカーズに比べていろんな人種が集まっている印象です。価格設定はだいたいS＄5-10程度、ディープ系と比べるとS$1、2お高め設定ですが、それでもお手頃価格には間違いないです。

前回は、私も代名詞のチキンライスに豆花の王道コースでした。その後いろんなディープホーカーズを経験し、もう一度この場所に戻ってきて見えた景色がありました。天天海南鶏飯だけじゃないこの場所の魅力。

横の席空いてますか？あ、食事美味しかった？ねえ、あなた日本人？

見ると二人組のシンガポールギャルが立っていました。ギャルたちは日本が好きで何度か来日しているのだそう。

ホーカーズに行くと、この席取りゲームの際や、横の席になった方とひょんなことから会話が始まることが多かったです。距離の近いディープなホーカーズになると、少し席の離れた方も一緒に盛り上がることもしばしば。もちろん、ファストフード的にサクッと食べてサクッと退店の方や、ソロ飯を満喫している方など、過ごし方は人それぞれです。ただ、私はこのスモールトークが大好きです。

行列と美味さの関係

アトラクション待ちのようなチキンライス大行列に並んだマッキー。私は行列が苦手なので、待ち人皆無、秒で提供のマレー料理屋さんへ。

ここに来て、”シンガポールどこも美味しい説”崩れました（笑）

最低2、3人程度地元民が並んでいる店にするのが無難だと思いました。勉強になりました。

ギャルのホーカーズツアー

シンガポールギャルたちが交互に食事をゲットして戻ってきました。テーブルには美味しそうな料理がたくさん。それに1人はおおぶりのチキンが乗ったチキンライスを食べています。マッキーはまだまだ戻ってきません。

友達まだ戻ってこないわね。もしかしなくても、あのチキンライスに並んでるのよね。

ギャルたちが運んできたラインナップが魅力的で、穴場のお店があるのか尋ねてみました。

私たちのお気に入りが何軒かあるわ。有名な店はそれなりにおいしいけど大行列だし、そういう場所ではなくて、この料理ならここっていう私たち好みの”名店”なの。このあと、もう少し買いに行こうと思うんだけど、一緒に来てみる？

ギャルが案内してくれたお店はどこも地元民で繁盛していて、1人で徘徊したホーカーズとは景色が違って見えました。やはり、その土地の情報は地元の人に聞いてみるのがいいですね。熱気がムンムンする店の前を通りながらあれこれと説明してくれます。いつものとおり、テンションあげあげな時ほど写真を撮っていません。店の雰囲気は覚えてるから、次訪れる時は記憶と勘頼りだな（笑）

ベジタリアンならこれ、ビーガンならこれもおすすめね。で、おすすめのお店、お目当てはここなの。おじさん、これまだある？あー、遅かった！目当ての饅頭売り切れみたい。美味しいからぜひあなたにも食べてほしかったんだけれど、残念だわ。

ロジャ

あ、これはね、ウチらも好きでよく食べるのよ。シンガポリアンのソウルフードというか、小腹が空いたときにもピッタリなの。

南国フルーツと揚げパン、ズッキーニみたいなやつ、豆もやしetc.に甘辛ソースとピーナッツがかかっていて、どこか懐かしい感じの味です。”ロジャ”というそうです。

ロジャは、マレー語で「いろいろなものを混まぜる」という意味で家庭でもよく食べられる料理だそうです。野菜、魚かい類、あげパン、果物くだものなどを混まぜ合わせ、あまいソースをからめて完成。

30分以上かかってようやくマッキーがやってきました。

目当てのチキンライスをあっという間に食べ終わり、ドリンクを買って戻ってきました。本日、絶好調のマッキーでした（笑）

ギャルたちのおかげで、また新たな発見をしたホーカーズ。ありがとう！