そう、全てはこれのためだった
再びのデザイオ

雪降るなか、私たちは再びデザイオへ向かうことにした。到着すると、稜さんの作品に魅了されてやってきた安藤さんが、無心に皿を彫っていた。深夜もずっと作業をされていたそうだが、今も興奮冷めやらぬといった感じで黙々と作業を進めていた。ワークショップ参加者の姿もあった。皆、楽しそうに作業に熱中している。

それぞれが好きなものを作っている空間はなんとも心地がよかった。つい先ほどまで降っていた雪が幻だったかのように、ここから眺める海は穏やかだった。予定もなく手持ち無沙汰な私は思わずつぶやいた。
また何か作りたくなってきたなあ
ヤマ姉はハートのミニ皿を作ることにしたらしい。とても可愛いお皿だった。私も同じものを作ろうかと迷った矢先、アクセサリーを作っていらっしゃる方の姿を見つけた。
これやん!

今から木のアクセサリーって作れますか?
作れますよ。以前に使った資材がまだいくつかあるので使ってください。
木のアクセサリー作り


まず、アクセサリーに使う木のモチーフを選ぶ。この段階ですでに楽しく、しおりんと一緒にずいぶん時間をかけて、お互いにとっておきのものを選んだ。あまりに夢中になっていてこの先の写真はほとんど撮っていなかった。

なんや、これ作るために雪降ったんか〜
いつしか、ハイキングに行く予定だったことなどすっかり忘れ、作業に没頭した。多分これを作るために雪が降ったのだ。美味しいケーキとコーヒーを横に置いて、大好きな作品を作る。
Who could ask for anything more?
I got rhythm-“An American in Paris”
「パリのアメリカ人」のワンシーンが浮かぶ。(いろんな歌手がこの歌を歌っているけどここはGeneバージョンが合う。Judyバージョンよりも)
そして、しおりんが作ったピアスが完成!可愛い!


”木を使ったアクセサリー”と一言でいっても、種類やそのデザインで雰囲気が全く違う。いや、これほどまでに違うのか。自身の作ったものと見比べながら、そのポテンシャルにすっかり魅了されてしまった。
私の作ったものについてはこちらに書いている。(しおりんのものとまた雰囲気が違う)
この日、私のなかで、木のジュエリーへのイメージがガラっと変わった。思いがけない発見だった。
皆、満足した表情で作品作りを終えていた。そう、全てはこのためだった、のかもね。