チェコの隣の国

スロバキアの友人たち

もし彼らと知り合っていなくても、ここに来ていただろうか。今年5月に彼らが日本に来ていなければ、おそらく今回の訪問はもっと先になっていただろうし、そもそも2019年テルセイラ島での出会いがなければ何度も再会に胸躍らせることもなかったはずだ。

ブラチスラバ、ビッグバルーンのなかで

2019年のアゾレス諸島テルセイラ島。偶然同じシェアハウスに滞在していた彼らとはすぐに仲良くなった。仲良くなるのに理由なんてないけれど、彼らと過ごして話す時間が本当に心地よかった。当時、訪れたことのあったチェコやハンガリーはイメージできたが、スロバキアは”あの旅の通過点”でしかなかった。特にチェコは私の好きな国のひとつで、再訪したいと思っていた。

アゾレス諸島 テルセイラ島

当時のテルセイラ島滞在記事はこちら

シェアハウスのバルコニーからの眺めは絶景だった

チェコの隣の国だよね。どんな国なの?通過したスロバキアはだだっ広い荒野のイメージだったから。

文化の違いや地形、歴史など、実に多くのトピックについて夜遅くまでリビングで話し込んだ。とても居心地のよいシェアハウスで、まるで家のように過ごしていたのを覚えている。スロバキアは行きたい国のひとつになった。

京都にて

アゾレスへの旅は私のなかで特別な旅だった理由は、このひとつだけ見ても明白だろう。全てが今に繋がっている。そんな彼らが日本に来ることが決まり、つい先日5年ぶりの再会を果たしたばかりだ。彼らと日本で会えていることが不思議な感覚だったが、久々に話して思ったのは、やはり居心地の良さだった。これまでにおおまかな近況は聞いていたが、やはり実際会って話すというのはいいもんだ。彼らが持参した日本のガイドブックを見せてもらうと、本は念入りに読み込まれ、日本の歴史などもしっかりと勉強してきているようだった。いくつか質問も受けたが、答えられないことも多く、改めて日本の歴史を学び直さなければいけないなと感じた。

2人も来てくれて最高のクリエイティブチーム結成!

ハプニング?いえいえ、再会のとき

帰国後にまた連絡をもらった。

イギリス行くなら、その前に来るのはどう?

ま、それもいい案だな。彼らの忘れ物を携え、スロバキアに向かうのを決めたのはそんな理由からだった。近いうちに行ってみたかったし、まだチェコとの違いがイメージできなかったし、何よりまた彼らと会いたくて仕方がなかった。

久々の再会で話は尽きない。ほんとに楽しかった

アゾレス、日本、スロバキアと会うたびに増えていくネタの数々。おもしろい。

何かご当地フードっぽいのが食べたいとリクエストすると、ランゴシュというご当地ファストフードのお店に連れていってくれた。ここのシェフ、ミシュランの星とったことのある有名シェフなのだとか。

ランゴシュというご当地フード;ピザに見えるけどサクサクの揚げパンのような感じ、ベースは濃厚なガーリックとチーズ、手前から半時計まわりにサラミ、ケチャップ(ポルシェって呼ばれてる)、サワークリーム

初日とんだ警察ネタでザワザワしていたのだが、彼らと話すとすっかりそんなことは吹き飛んでしまった。

ねえ、彼らそれ英語で話しかけてきたの?彼ら英語話せたんだ!?ごめん、ごめん、そっちのほうに驚いちゃってさ。

ブラックなスロバックユーモアに救われた。

日本語のガイドブックがないことを相談すると、彼らは笑顔で任せておいて。とオリジナルのガイドノートを作成して渡してくれた。全てローカル目線で選んでくれたスポットで、見どころやアクセス方法、最寄駅、所用時間にいたるまで、丁寧に書き込まれていた。私は、この親切なガイドノートに従ってスロバキアを歩くことにした。本当に充実した滞在になったのは彼らのおかげ。これからそのいくつかを紹介していこうと思う。

ディナーパーティー
おまけ

滞在していたユースホステルもとても居心地のよい場所だった。皆一人旅中の女子部屋で、部屋に戻るといつも旅の情報交換をしていた。適度な距離感も心地よく、毎日女子会のようだった。アメリカ、メキシコ、インドネシア、オーストラリア、ハンガリー、日本。経験上だが、ヨーロッパのユースホステル(女子ドミ)のメンバーに恵まれたとき、最高の女子会が開かれることになっている。ミックスドミならではの面白さもあるんだけどね。