人生初の東北

岩手で見た緑はこれまで見てきた緑とまた違う色味

今まで一度も行ったことのなかった東北に初上陸しました。これまで訪れる機会がなく、私にとって東京以北はどこか見知らぬ外国のような場所に感じていました。この感じ、これまで東北に行ったことのない関西の友人の多くが共感してくれたのですが、西日本ピーポーの方いかがでしょうか。

これまで、その土地ごとの色味や居心地、そこに住む人の雰囲気の違いなど行ってみなければ分からないことも数多くありました。それでも、”西日本”のカテゴリーのなかでした。

今回はじめて東北に拠点を置くことで、また新たな発見がありそうでわくわくしています。岩手生活の始まりです。

なぜここなのか

移住をする際によく聞かれるのが、なぜその土地に来たのかということ。高千穂を去る際にも書きましたが、私はその決定に”感覚”の占める割合が多いので、論理的には答えにくいのですが、今回はひとつの目的(場所)がありました。

数年前、山の特集で知った岩手の八幡平。その景色を見て一目惚れ。東京以北、私のGoogleマップで唯一ピンが付いていた場所でした。ここは、積雪期のドラゴンアイとして有名な土地のようですが、私は、ドラゴンアイでなく、真夏の緑に映える真っ青な池の景色に惹かれて夏の時期に来たいと考えていました。霧島で見たカルデラ湖の美しさに惹かれたように、火山、カルデラ湖に潜むメルヘンな美しさに引き寄せられがちなのかもしれません。

今回、2000m級の百名山、岩手山のふもと町に拠点をおくことになりました。

岩手山が見える日常