ウビン島のトレイル

頭上からのヤシの実落下に注意

マングローブ原生林トレイル

砂利道を軽快に走り抜け、島の東側にたどり着いた。島トレイルのハイライト、チェック・ジャワ湿地トレイルだ。ここまでの道中、滑りやすい箇所や坂道もあり、ヘルメッツ初参戦のマッキーは激萎えのようだった。

トレイル入り口

トレイル内はチャリ禁止のためこの入り口の手前の駐輪場にチャリを停めて向かう。

野生の猿がいるので、荷物の置き忘れに注意!(あろうことかカヤック後の着替え袋を置きっぱなしにしており、ちょうど戻ってきたときに野生猿が袋をあさり始めていた。大慌てで取り返してことなきを得た。)ここに限らず、島内では野生の猿や猪が生息しているので、食べ物や荷物の管理には十分注意を。

トレイル前には分かりやすいマップや注意事項が掲示されている。島内のいたるところにあるマップはきちんと更新されており、通行止めなどの表記もわかりやすかった。道路状況などを確認したい場合は、近くのマップを確認するのがおすすめ。

チェック・ジャワ散策マップ
ビジターセンター脇にはトイレあり

トレイルと言っても、自然のなかを散策する歩きやすいトレイル。道はきれいに整備されていて、運動靴でOK。

シンガポールに来て、ようやく”ほんもの”の自然を見た気がした。”シンガポール最後の秘境”と言われるウビン島の大自然。

秘境感に小躍りしがち
ニッパヤシの実、食べられるらしい

Jejawi Tower

東側散策の見どころのひとつがこちらの展望台。

トレイル疾走にお疲れマッキー。コンディション優れないなかお疲れさん〜。

階段を登りきるとパッと現れる絶景!

展望台から見える景色は最高

本土からハイキングに来たという青年グループと意気投合。

何でシンガポール来ようと思ったの?

初めての訪問で見たリトル・インディアの景色が忘れられずもう一度来たのだと言うと、自分たちも違う文化圏に関しては深く知らないことも多いのだと、青年たちは苦笑した。シンガポール国内における異なる文化圏のリアルは気になるトピックのひとつだ。リトル・インディアで仕入れた旬の情報を伝えると、「何それ、聞いたことない!それってどんなの?」と興味深そうにしていた姿が印象的だった。そんな青年たちに、シンガポール国内のハイキングスポットをいろいろ教えてもらった。こういう現地での何気ないおしゃべりがたまらなく好きだ。

青年たちが撮ってくれた
ウビン島の熱帯雨林

しばらくすると、マングローブの湿地帯が現れる。泥がたまって酸素が不足することで根が地表に出てくるらしい。今にも動き出しそうなマングローブの林は幻想的な光景だが、隅にはどこからか流れ着いた多くの漂着ゴミ。美しい光景に浮かぶ現実は世界共通。

マングローブの林

そして、海側へ向かって歩いていく。