世界一の空港の姿

ジュエル(Jewel)

チャンギ国際空港は、世界の空港ランキングで7年連続1位、2023年も1位を獲得しています。2019年には、空港にジュエルという複合施設も誕生し、現在では人気の観光施設の一つです。

にわかに信じがたい”空港に滝”という現実(笑)

ジュエルは、一際目を引く人工滝と植物庭園を中心に、サイドにはレストラン、フードコート、ショッピングモール、ホテル、ラウンジ、アトラクションなど各種施設が配置されています。広さは14000平方メートル(数字で言われてもピンとこないが、とにかくでかい)、デザインはマリーナ・ベイ・サンズを設計した建築家によるものだとか。

室内に滝造ってしまうタイプ”は、かの有名な大型ガーデンで経験済み(クラウド・フォレストの記事はこちら)なので、帰国間近の私たちは”ああ、またこのタイプか”と悟り顔に(笑)それでも、やはり美しくて圧巻。

こちらの滝の正式名称は、”レインボルテックス(雨の渦)”

ジュエルは24時間営業していて、入場料も無料(一部のアトラクションは有料)です。ただ、滝は朝10時〜夜10/11時(曜日により異なる)で、夜はストップするようです。滝も含めて見たい方は時間帯に気を付けてください。

巨大な円柱ケースのなかを水が流れる。地下1階では身近に見て触れられるそう

ちなみに、3000本の熱帯樹木を配置した圧巻の巨大植物園は「資生堂フォレストバレー」と言うそうです。がっつり資生堂さんがスポンサーでした。この植物園はシンガポール最大の植物園で、これまでに見てきたクラウド・フォレストフラワー・ガーデンよりも大きいのかと思うと、途方もない気分になりました。

資生堂フォレストバレー

もっとここでいろいろと見たかったのですが、構造が複雑で探索しているとフライトに間に合わなくなりそうだったので、今回は滝と庭園を愛でてジュエルを後にしました。じっくり見たい方は、予習もしくは、時間に余裕を持って行くのがおすすめです。ジュエル1階に荷物預かり(有料)がありますが、フライト前であれば各航空会社のアーリーチェックインも同階にあるので同時に確認してみるといいと思います。

最上階は5階まである

注意点として、ターミナル4からは直接ジュエルには行けません(期間限定で直通シャトルの運行がある期間もあるようです)。

この場所に辿りつくまでかなり時間を費やした

空港内だけでもこれだけ見所がたくさんあると、ひとつのテーマパークのよう。さすが、世界一。