マサラティーのあれこれ
マサティーの受け皿の秘密
マサラティーを注文すると、たいていこのようなカップに入っている。南インドのお茶スタイル。
何か気づくことはないか。そう、熱いのにカップには取っ手がない。
ま、こういうものか(異文化体験!)←
そして、もう一つ気になることはないか。そう、なんでこんな深い受け皿なのか。
日本酒の盛りこぼし的な感じか(なら、あふれるまで入れてくださいな)←
どれも一瞬おや?っと思うが、すぐに「まあこういうものか」とティーカップの縁を持って、ちびちびと飲むことにしていた。
そして、偶然にもSNSで目にしたインドのお茶風景にハッとして謎が解けた。
カップの縁を持ったまま受け皿に入れる。そして、これを何度か繰り返す。これは、冷ます目的と、撹拌の目的らしい。そして、”カップ”と”ソーサー”は、”タンブラー”と”ダヴァラ”というらしい。
なんでも、取っ手のないカップから受け皿に入れて飲むという飲み方は、もともと17世紀以降の欧州で採用されていた飲み方だそうな。
今度マサラティー注文したら、こぼしてみよう。