やすみつ農園

秋穂の”実り”収穫

やすみつ農園さんは秋穂の観光農園で、収穫時期に合わせて開園している。実は2022年にも収穫のお手伝いをさせていただいていて、安光さんの穏やかな人柄に垣間見えた、この地で柑橘類栽培にかける思いや6次産業化への熱い眼差しが印象に残っている。そしてなによりも、ここで作られるみかんや商品の美味しさったら。

やすみつ農園さんのホームページ みかん狩りスケジュール、予約もこちらで確認を

やすみつ農園さんの収穫時期に合わせて開催された今回のワーケーション。12月中旬も過ぎ、農園はかなり冷えこんでいた。冬のにおいと柑橘系の香りが混じり合う。

農園から見える秋穂湾

前回は時期的にもまだ温かくて、収穫しては皆でみかんを食べて涼を楽しんだ。半袖のメンバーもいたな。

今回ときたら、手が冷たくてみかんが剥けない!寒空の別世界!!初雪も降ったしねえ。

けれど、季節、天候、気温によって移ろう景色の変化を見れたことは、収穫のひとつ。それに、この場に漂う柑橘樹木の香りは癒しのアロマテラピー。

こんなにたくさん実っているみかんも、皆で収穫すれば木からオレンジ色が消えるのは一瞬だ。目を凝らし、葉に埋もれたオレンジ色を探す。オレンジ色が視界に入ると、木と木の合間をすり抜けて一目散にその場所に駆けていく。

安光さんからみかんの種類について伺う

秋穂、日本、世界のこれから

安光さんは、Uターン就農でやすみつ農園を開園されている。豊かな自然に囲まれたここ秋穂では、農業や漁業といった一次産業従事者の方が多く暮らしているが、競争の激化や従事者の高齢化で生産規模は縮小傾向にある。

サブタイトルがずいぶん大きな表題になってしまったが、これはきっとここ秋穂に限った話ではなく、各地における深刻な課題だろう。人を主体に考えた場合の問題とともに地球環境の現実も存在する。しかし、ただ悲観するのではなく、その事実を受け止めたうえで、新たな可能性を模索するグループの姿も多く見かけるようになった。これは日本の人口からするとまだまだ少数派かもしれないが、一時代の”当たり前”が普遍なことなどない。AIが機能する現代において今さら昔に戻るのがベストだなんて思わないが、再生と循環をベースにした小規模(個人、コミュニティー)単位での生産、消費というスタイルに興味がある。大きくなくていいし、多くなくていい。もう十分だ。

6次産業化

少し話がそれたが、やすみつ農園さんでは、1次産業だけではなくさまざまな加工品を販売する6次産業化にも力を入れている。6次産業化については以前のワーケーション記事で調べている。

家族にも安心して食べてもらえるようなものを作りたい。だからできる限り余計なものは加えたくないんです。

商品化にあたり、原材料や製造方法にこだわって試行錯誤を繰り返したという熱い思いは、商品を手にすれば明瞭だ。保存料、添加物不使用の原材料表示欄はどこまでもシンプル。たとえ表記を見なくても、一口食べれば自然の素材そのものの美味しさを感じる。

私自身、やすみつ農園さんの商品は多分コンプしていて、どれもおすすめなのだけれど、まず初めて見かけたなら、”みかん100%ストレートジュース”がおすすめ。あいお荘の温泉あがりに最適(笑)温泉前の販売コーナーにもあったはず。生産者の顔や思いを知ったあとに飲めば、美味しさも倍増する。

この農園から見える秋穂湾。とてもいい眺め。

そして、みかん狩りは無事終了!

後日やすみつ農園さんから、収穫のお礼がお手紙付きで届きました。大好きな秋穂の土地を思い浮かべながら、美味しくいただきました。安光さん、ありがとうございました!

色鮮やかなみかんチップス