Eucaly（ユカリ） NATAJIMA-BASE
今回のワーケーションでは、NATAJIMA-BASEさんに滞在しました。到着した初日、あきさんと美里さんのお二人＋二匹が温かく迎えてくれました。
このお二人、実は昨年まだお会いしたことのない時期から、高尾さんに「旅好きなら、絶対に話合うよ！早く会ってほし〜」と激推しされていてとても気になっていたお二人でした。
その後、お二人がキッチンカーでヴィーガンカレーも出されていることを知り、ますます興味を持って拝見していました。初日、念願のこのカレーをいただくことができました！ヴィーガンではない人に食べてほしいヴィーガンカレーだとおっしゃっていて、一口食べて本当にその通りだと感じました。ヴィーガンカレーは私も好きで、家でよく作るのですが、いつも何かが足りないと感じているこの頃。このコクはいったいどうやったら出せるのでしょうか（笑）
滞在中、NATAJIMA-BASEで頂いた美味しい料理の数々だけ切り取ってもひとつの本ができてしまいそうなのですが、ここで一番印象的だったのが、居心地の良さ。
この場所で過ごす時間は1日を通して心地がよいのです。朝起きて、縁側から入る爽やかな風を肌で感じながら絶品の朝食をいただき、和菓子と美味しい飲み物を飲みながら深夜まで途切れない濃密なトーク（あれ？中身ないやつもあったよねw）。
お二人が、「朝食食べてて気づいたら昼になってるときもある（笑）」と言っていたのですが、この場所に来てみれば、その感覚が肌で分かると思います。今回私たちはワーケーションの体験が盛りだくさんだったので、日中はこの場所にいませんでしたが、個人で来ていたら気づいたら晩になっていそうだなと感じました。
NATAJIMA-BASEは、あきさんのおじいさまのお家をリノベーションした古民家。お家にいるときは、いつも心地よい音楽が流れ、家そのものも息をしているように感じました。今の状態になるまでには時間も手間もかかったと伺いましたが、現在進行形で時を刻みながら人と家が見事に調和しその空間を作りあげています。その心地よい空間に身を置いていると、特に何かをしなくても満たされた贅沢な気持ちになりました。このお家の居心地の良さは、お二人の空気感がそのまま反映されています。
皆でこんなに笑いながら食事をしたのはいつぶりでしょうか。”食べる”のは生きるために必要なこと、それは単なる物質の摂取ではなくて、食事をするって本来こういうことだよね、と感じずにはいられませんでした。贅沢なこの時間を共有させてもらえて、感謝しています。
今回のワーケーションでは、さまざまな山口体験が盛りだくさんでどれも鮮烈な印象を残していますが、このNATAJIMA-BASEでの滞在は特に印象深いものでした。
言葉だけではなかなかその空気感まで伝えるのは難しいです。逆に言葉なんて必要ない気もします。気になった方はぜひ、この場所に足を運んでみてください。（お気に入り過ぎておすすめしたくない気持ちも半分）
