Eucaly（ユカリ） NATAJIMA-BASEの朝
毎日充実したプログラムで、心地のよい時間があっという間に過ぎていく。今日はどんなことをするんだろう、どんな人に会えるのかな、一瞬、一瞬を噛み締めるよう、全てを記憶しておきたい衝動に駆られている。何気ない一瞬がかけがえのないものに思えてくる。最近、こんな風に感じることを忘れていたな。
”おはよう”
”おはよう、今日もいい天気だね”
朝目覚め、同室ののすけさんと挨拶をすると、カーテンからは朝日が差し込んできた。母屋に行くと、あきさんが台所でお料理を既に盛り付けていて、ごはんのいい香りが家中を満たしている。この日は、聞いていた美味しい豆腐が出てきて、2人ともテンションがさらに高くなった。
縁側ではみさとさんが朝食のセッティングをされていて、”おはようございます。昨晩は寒かったですね、よく眠れましたか”と温かい表情で話しかけてくれる。
ご飯のおいしさもさることながら、温かなホストのお二人と、博識な同室ののすけさんの存在が、このワーケーションを格段に色濃いものにしている。
昨晩あれほど皆で話しこんだのに、朝からまた話はつきない。普段、朝は無口なことが多いのだが、朝からこんなに自分の口が動くなんて信じられないな。環境を変え、満たされた気分になると、こういうことも起こるらしい。
メグリバ交流会
この日は、1日コワーキングスペースメグリバでお仕事デー。
昼はランチをとりながら、メグリバスタッフの方々と交流会が予定されている。メグリバカフェのランチは大人気で売り切れてしまうことが多いので、早めに購入した。前回も感じたとおり、スタッフの方々の心遣いが丁寧で、やはりこのカフェが好きだと感じた。
コーヒー片手に仕事に取り掛かった。
わあ、モニターも置いてある！ありがたい
近くで作業をしていたのすけさんが感嘆していた。
私は普段からリモートワークをしているわけではないので、コワーキングに来ると学生時代の自習室をいつも思い出している。なので、マイPCと心地のよい空間があれば、ある程度のことはできてしまう（なんなら日除けがある青空の下でもいいのかもしれない）。
しかし、リモートがメインの方にとっては、こういった備品の常備がそこでの快適さに直結するように感じた。横では、複数のモニターを見ながらのすけさんがオンライン会議をしていた。
そしてお昼、いよいよ交流会。隣のスペースでは、山口市定住促進課の方の姿が。公募のプレゼンも会議室ではなく、オープンな場所ですることも多いのだそう。席も準備され、誰でも自由に視聴することができる。
スタッフの方や利用者のなかには移住者もおり、私を含め兵庫県出身者が3人も！
兵庫県民にとって山口は魅惑の土地なのか！？笑
スタッフさんたちがお話されるなかで、このメグリバが山口を盛り上げる拠点のひとつになってほしいとの思いを強く感じた時間だった。
新幹線の停まる新山口駅直結の便利な立地、開放的で心地の良い空間、リモートに最適な環境が整うコワーキング。山口に来た際はプラッと見にきてみるのがおすすめ。美味しいカフェもあるし。毎回いろんなお店が出店されているので毎度楽しめそう。
