シンガポールリワード
予約、催行会社について
シンガポール観光局の粋な事業、シンガポールリワード。(シンガポール・リワードについてはこちらの記事に書いています)私たちがそのなかで選んだのが、ウビン島でのマングローブ・カヤックです。私たちはリワードのサイトから予約しましたが、リワード終了後は、各種オプショナルツアーサイトや催行会社の公式ページから予約可能です。
ツアーに参加してみて、大満足の体験ができました。
ツアー内容は言わずもがな、委託先であるツアー催行会社(Adventures by Asian Detours)の対応が迅速かつ懇切丁寧だったことも大きな理由のひとつです。事前連絡のやりとりがスムーズで安心して臨むことができました。初めての土地でアドベンチャー系のツアーに参加すると不明点も多いものですが、丁寧なEメールには、島内情報や気になる小さな事前情報あれこれがわかりやすく写真付きの説明書で添付されてきました。マッキーがスマホのトラブルで事前バリデーションができなかった際も、迅速に対応していただきました。ツアー中も、ガイドさんたちの対応は丁寧かつユーモアにあふれ、グループがうまくまとまり楽しい時間が過ごせました。
ウビン島で自然アドベンチャー体験を考えていらっしゃる方におすすめします。サポートがしっかりしているので、初心者も心配いりません。
催行日や時間は要確認ですが、事前予約をしていない方もこちらのオフィスで受付可能です。
ツアー前のスコール
集合場所に駆けつけると、参加者とガイドさんたちが集まっていました。お寺から降り出したスコールが、さらに激しさを増していました。このままだと外海に出るのは危険なため、催行するかどうかもうしばらく様子を見るとのことでした。ウビン島に来たのはこれが目的だったので、ソワソワしていました。
まだどうなるか分かりませんが、行ける準備をしておきましょう
持参した水陸両用シューズに履き替え着替えを済ませて荷物をロッカーにしまいます。安全ジャケットを着用し、施設内にはウォーターサーバーがあるのでボトルに飲料を補給します。
そして一同に集まった十数名の参加者に向けて、英語(たまに中国語)でウビン島の簡単な解説と生態系、カヤックの順路と今後の流れについてガイドさんから説明がありました。
いろんな国からの参加者がおり、いろんな言語が飛び交っています。果たしてツアーが催行されるのか、皆もソワソワしているようでした。催行できる時間ぎりぎりまで様子を見ることになりました。雨が弱まるといいのですが。
いざ、海へ
30分〜1時間くらい経とうとしていた頃、ガイドさんたちの判断が発表されました。
雨も弱くなり、これくらいの雨であれば催行できそうです。快晴時よりは波は荒くなりますが、しっかりとサポートに付くので何かあればすぐに言ってください。おやつと飲み物は持っていくのがおすすめだよ。
そうと決まれば、愉快なガイドさんたちと、朗らかな参加者で力を合わせて、カヤックを海まで運んでいきます。漕ぎ方と再度順路説明のあと、海に入ります。十数名の参加者に対して2名のガイドさんが引率してくれます。カメラは自己責任で防水ケースに入れて持参しました。
外海
雨で外海は少し荒れていました。
景観を見ながら、ウビン島の漁業や歴史、生態系について、各所で詳しい解説があります。質問にも気軽に答えてくれます。
漕いでいる際も一人一人に丁寧に声かけしてくれるガイドさんたち。1人参加の参加者もいましたが、このガイドさんたちのフレンドリーな対応で参加者たちの間にも朗らかな雰囲気が漂っていました。雰囲気づくりがホントうまい!
波が荒く少し力のいる場所もありましたが、マングローブの生い茂る内海を目指して進んでいきます。
マングローブの内海
内海に入ると、一変して静かで穏やかな波になりました。ツアー前に心配していた雨も、これくらいの小雨ならアドベンチャー感が増してさらに楽しい!
チャリ旅で萎えまくっていたマッキーも、このとおり元気に復活!!
ねえ、元気になったらお腹空いた
お腹空いた、空いたと連呼するマッキー(笑)それを聞いたガイドさん。
おやつ持ってないんか。それは困ったなあ。ちょっと皆に持ってないか聞いてきたるわ!
と、とても真似できない爆速漕ぎで食料を集めてきてくれました(笑)
その後もいろんなメンバーから食料提供の声をかけられるようになった我々の船。
おやつまだあるよ、いる?いつでも言ってね。
2人で力を合わせてさらに漕いでいきます。
マングローブに囲まれたこの場所が一番静かでリラックスできる場所なのだそうです。
その場でゆったりするのもよし、もう少し奥地に進んでマングローブを間近で見てみるのもよし、しばらく好きなように過ごしてね〜
<マングローブでの過ごし方>
- その場でゆっくり休む
- 奥地へ冒険
ちょっと冒険しようかと後ろを振り返りました。あ、また食べてはる(笑)
3. 食べる
終始笑いが絶えず、朗らかなカヤック時間。しばらくの休憩のあと、また皆で奥地に進んでから外海に戻り港を目指しました。
頑張って漕いだので腕が少し疲れましたが、楽しくて大満足のツアーでした。
あとがき
カヤックを片付けて解散後、ツアー会社前に停めていた自分たちのレンタサイクルがなくなっていることに気づきました。まだ夕方でしたが、ツアー会社をはじめ、島のどの店も閉店準備をはじめていました。真っ青になり慌ててスタッフさんたちに尋ねたところ、「あー、レンタサイクルでしょ?もうお店に返しておいたよ〜心配しなくて大丈夫。これがウビン島スタイルだから。」とのことでした。焦りましたが、そういうもんみたいです(笑)